初めに
あなたがペットショップに行ったとしましょう。
ガラスケースの中には子犬や子猫が並んでいます。
色んな子達がいます。
尻尾を追い掛け回してるちょっとおバカな犬や、お腹を出して寝ている無防備な犬。丸くなって寝ている愛くるしい猫やミルクを飲んでいる食欲旺盛な猫、など。
あなたはそんな中から一匹を選んで帰ったとしましょう。
ペットが初めて我が家へやってきた。
あなたはそれを初対面だからと言って遠くから眺めてますか?
きっとそうではないはずです。
やっと手に入れたペットを虐待したりしますか?
それも違います。
やっと手に入れたその子をあなたは思いっきり可愛がろうと触れたりするでしょう。
でも、それだけじゃペットは育ちませんよね?
その家のルールに合わせて育てないといけない。
つまり躾をしないといけない。
それがKの行う「調教」の部分です。
この家のルールは誰にも見せたことの無い自分を主人に曝け出す事。
その為に普段見せる事の出来ない性的な部分を、誰にも与えてもらえないくらいの刺激で引き出す。
情けない喘ぎ声を上げながら、アヘ顔を晒しながら、だらしない姿を見せながら…
そうやって誰にも見せられない一面を出すことで、そうしてくれる相手に、そうなってしまう相手に尊敬を覚える。
そうなることで、周囲の男には出来ない事を自分に与えてくれる事に気付かせる目的で行います。
それを与えた俺はというと、
やはりそんな誰にも見せられない姿を見せてくれる相手に愛着を覚えます。
勇気を出して近付いてくれたあなたに感謝も覚えます。
自分の与えた刺激に強い反応をしてくれる事を喜びます。
そして、そんな相手を不幸にはしたくないと強く思うようになります。
でも、ときにペットは教えた事を上手くできずに失敗もします。
犬や猫にトイレを教えたとしましょう。
子猫や子犬は失敗もする。
あなたを余計に手間取らせ、迷惑でしょう?
そんなときは心を鬼にして叱らないといけない。
その部分が「御仕置き」です。
相手の苦手な事を中心に刺激を与えたり与えなかったりします。
与えない、つまりお預けなんかも御仕置きの一つです。
苦手な事なのにさせられる、つらいのに耐える、欲しいのにもらえない…
哀しいことですね。
でも次に上手くできたときはそんな事も忘れてしまうくらいのご褒美を与える。
嬉しいことですね。
でも、そもそもあなたは24時間ペットに躾をしますか?
それは違うでしょう。
ときに散歩に連れて行ったり、遊んであげたり、言葉が分からなくても話しかけたり、一緒に寝たり…
リフレッシュもときには必要な事。
だからたまには食事に行ったり、すきなところにドライブに連れて行ったり、ダラダラと会話をしてみたり…
そうやって「一緒に生きていく」のが俺の理想です。
楽しく、淫らで、誰にも真似できなくて、そして末永く幸せに。
そうやって主人を癒せるようになったとき、きっとあなたもそれに喜べるようになってます。
相手が喜んでくれることを感じるのが嬉しくなります。
世の中には特に理由も無く、ただ本人が満足したいだけの行為をしてる男がいます。
その目的達成の為に男は甘ったるい雰囲気を作ろうとしたり、自分を取り繕ったり、都合の良い条件を出してあの手この手で機嫌を取って…
それでいいですか?それに気付いてますか?
私の場合は違う。
そう言い切れますか?
意外と裏では何を思ってるのか分からないものでしょ?
だから世の中に「下心」なんて言葉があるんですから。
でもあなただってきっと、心だけじゃなくて身体も満足したいはず。
「感じれる」のと「感じれない」なら
「感じたい」
はずです。
でなければあなたは不感症の方が良かったということになりますしね?
愛情と性を直結するのは恋愛では成立しません。
でも自分の求めてる関係はそれに直結するんです。
ですので、愛という名の下に性行為を求められてそれを受け入れたことのある経験がある方や期待している方は実は向いている関係なのかもしれません。
一歩近付いてみてはいかがですか?